ドイツ生活 色々

ドイツ在住、Mimose(文句たれ)の日記です。2児の母で夫はドイツ人です。ドイツ語で毎日奮闘中。

保育園のEingewöhnung(慣らし保育)

 娘が今年の夏から保育園に行き始めました。

 私の職場復帰に合わせて1歳頃からTagesmutter(自宅で5人まで子供を預かってくれる)に通っていましたが、3歳になりいよいよ保育園へ。

 今年の夏は息子の出産も控え、加えてコロナウイルスで世の中が大変な事になっているという盛り沢山な状況でした。

 娘の慣らし保育は3日間のみで、息子出産後9日~11日目にあたり、まだまだ体が思うように動かない状況、と言うのも出産のいきみにより血栓性外痔核になっており豆粒くらいのいぼ痔がまだ5個位飛び出ており、吸引分娩時の会陰切開もまだまだ痛み、もうどこがどう痛んでいるのか分からない位痛む状況でした。

 しかし、コロナウイルスの感染抑制の為、保育園は基本的に保護者立ち入り禁止となっており、慣らし保育を逃すと娘がこれからどの教室でどの先生にお世話になり、どんな風に日中過ごすのか分からない為、意を決して慣らし保育に参加して来ました。息子が生まれてから娘との時間がなかなか取れていなかったので、娘との時間を過ごしたいという気持ちもありました。勿論、ドーナツクッション持参での参加です。

 保育園に入ると、各教室の先生方が廊下で迎えて下さり、娘の教室へ誘導して下さいました。娘のロッカーに荷物を掛け、教室へ。教室のおもちゃで遊んでいたらポツポツ子供が集まって来ました。保護者の大半はママでしたが、パパもちらほら参加していました(各家庭保護者1名のみ参加可能)。教室が園庭に通じており、外に出たり中に入ったり。私はドーナツクッションを抱え娘を追いつつ遠巻きに見守ります。私が用事があって数分姿が見えなくなると不安そうな顔をしていましたが、戻ってきて手を振ると楽しそうにまた遊び続けました。私は下半身の痛みを誤魔化すために立ってみたり座ってみたり。本当は寝転んでいるのが一番楽なんだけど。

 ママ達同士で集まって話をしているグループもありましたが、私は参加せず。ドイツ人達の輪に入っていく勇気も度胸もありませんでした。何故なら私はドイツ語が得意ではないからです。産休中にドイツ語もっと頑張りたいと思います。母親がドイツ語を他のドイツ人ママ程理解できない事が娘のネックになってしまう事は避けたいので。頑張るぞ。

 最後は各自自由に退室、解散となっており、私たちも挨拶してそそくさと帰宅。何とか慣らし保育完了!娘も楽しかった様です。

 その後、娘は特にごねることもなく、すんなりと保育園生活をスタートしました。1歳頃からTagesmutterに通っているので、そう言うものだと思っているのかもしれません。Tagesmutterも慣らし保育3日位ですんなりスタートできたので。

 息子が生まれ、これまで毎日通っていたTagesmutterとお別れし、保育園に通い始め、娘にとっては試練の夏だったと思います。娘はまだ小さいながらもどうにか頑張って乗り切ってくれました。弟を可愛がり、ママとパパには石ころや葉っぱをくれたり、素敵な絵を描いてくれたり、いつも本当にありがとう。