ドイツ生活 色々

ドイツ在住、Mimose(文句たれ)の日記です。2児の母で夫はドイツ人です。ドイツ語で毎日奮闘中。

サンクトマーティン

 今週は娘の保育園でサンクトマーティンがありました。

 

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 前日にサンクトマーティンが催されることを知ったためドタドタのバタバタでしたが何とか夫婦揃って息子と共に、娘の初のサンクトマーティンのパレードを見る事ができました。

 いつも通り保育園に娘をお迎えに行って帰宅し、17時過ぎ頃にまた娘を保育園に連れて行き保護者は保育園周辺で待機。辺りも暗くなって来た頃、子供達が手作りの提灯(LED)を持ってグループ毎に保育園から出て来ました。可愛い。娘もこんなパレードに参加できる位大きくなったんだなぁ、と出てくる前から感動。一人感極まる。娘は勇ましくシャキシャキ歩いて出て来ました。一生懸命。可愛い。名前を呼んだら手を振ってくれました。可愛い。

 子供達の後ろを音楽隊がサンクトマーティンの音楽を奏でながら、ゆるく行進。その後ろを保護者達がゾロゾロ続く。その隊列のところどころに消防隊が松明を持って一緒に行進。子供達の歩調に合わせるのでかなりゆっくりペースですが、それもまた素敵。ふと気付いたのですが、コロナ禍でこれだけの人数が集まる場所に来たのは初めてでした。それもあって例年より多くの保護者が集まっていたのかもしれません。そんな感慨もあり、これだけの人がコロナ禍を生き延びてサンクトマーティンをお祝いできるなんて素晴らしい事だなぁと一人感動。感極まる。

 サンクトマーティンとキリストに扮した男性と馬が居たと思うのですが途中で何処に行ったのか分からなくなってしまいました。本当、あんな目立つ人達が何処に行っちゃったんだろう。

 パレードはまたゆっくりと保育園に戻り、最後は保育園の庭で子供達のサンクトマーティンに関する劇を見て、Weckmannというパンを受け取って解散。例年はキャンプファイアーが催され、グリューワインや軽食の提供がある様ですが、コロナの為に中止でした。でも知り合い少ないので特にそんな歓談の時間無しで帰宅できて良かったです。

 後日、同僚とサンクトマーティンの話をした所、同僚の町ではサンクトマーティンにまつわる劇は2時間強催されるそうです。2時間強!誰が見るねん。何でもサンクトマーティンとキリストが出会う場面は全体の物語のほんの一部らしいです。夫にその話をした所、騙されてるんじゃないの、だって。夫、サンクトマーティンの物語すらうろ覚えで、乞食に扮してサンクトマーティンの前に現れるのってサンタクロースじゃなかったっけって言ってました。それ、キリストだから!サンタクロースじゃないから!