ドイツ生活 色々

ドイツ在住、Mimose(文句たれ)の日記です。2児の母で夫はドイツ人です。ドイツ語で毎日奮闘中。

娘の誕生日パーティー

 ドイツでは、各州のトップを招いて決定したロックダウンの指針を各州が守っていないという事についてメルケル首相が遺憾を表明したそうです。政府が決定した指針を基に各州で独自にロックダウンのルールを決定するという事になっているので、違反ではないのですが、各州のトップを招いて決定した意味は確かに無いですよね。

 後、今年は全国会議員の総選挙があるので政治家としては国民の反感を買いたくないという状況でもあると思います。メルケル首相の推進するロックダウン厳格化は確かに正しいとは思いますが、メルケル首相は今年で退任されるので総選挙を考慮する必要がない為、ロックダウン厳格化を主張できるというか。メルケル首相の所属するCDUという政党のトップはNRWという州のトップでもあるのですが、当の本人もNRWにおいてはロックダウンの厳格は推進していない様で、政府の決定したロックダウンよりかなり緩いルールを設定しているそうです。

 先日、子供と公園に行った帰りに、偶然、近所の顔見知りのママさんと一緒になったのですが、今年も子供の誕生日パーティーを行う予定であるとのこと。保育園の同じグループの子を何人か招待して、全員コロナ簡易テストをしてから参加して貰ったら大丈夫じゃないかな?5世帯位だったら大丈夫でしょ、との事。私たちの住んでいる州のロックダウンルールで何人まで集まってよいかについても良く分かっていない様でした。

気持ちは分かるけど、今年はやめた方が良いんじゃないかな、と思ったけど言いませんでした。

 娘の4歳の誕生日パーティーはどうしようかと、先日夫と話し合ったのですが、夫としては今年も義実家でちょっとしたパーティーを開くだけで良いんじゃなかと思っているようです。ドイツ国内で子供の誕生日パーティーを盛大に開いたところ近所が警察に通報して解散となった、という事件も最近あったそうです。確かにそんな終わり方するパーティーは悲しすぎる。娘も他の子を呼んで誕生日パーティーをしたら喜ぶと思うけど…。ドイツ人は自分の誕生日パーティーを自分で主催して盛大にお祝いする習慣があるしなぁ。でも今年はきっと盛大にはお祝いしないかな、と思っています。

サマータイム開始とWildlachs(天然鮭)を食べてみた

 昨日からサマータイムが始まって、昨日は一時間、時間が短くなり、睡眠時間が一時間短くなるというダルい日でした。たった一時間と言えど、やっぱり何だか違和感があり、時計を見てもあれっもうこんな時間だと何回か思いました。サマータイムの廃止は決定されているそうなのですが、いつから廃止するかという明確な時期が決まってないそうで、早くやめればいいのになぁと思います。

 サマータイムはエコの観点から採用されたそうですが、サマータイムの最後の方は日の出の時間が遅くなるから、早朝の真っ暗な中を通勤する事になり、サマータイムが終わって時間が一時間遅くなると、朝の通勤の時間がもう日が出ている時間になってほっとする、という状態。結局サマータイムの最後の方は、朝に電気を点ける必要があるし意味はほぼ無いのではないかと思います。渡独した初めの方はサマータイムて不思議、ヨーロッパっぽいと思っていましたが、今となっては毎年煩わしい行事の一つです。

 さて、今日はスーパーで買った冷凍のWildlachs(天然鮭)を食べてみました。250gで3ユーロ弱だったと思います。生で売っている鮭は300gで5ユーロ位するので天然鮭なのに安いという謎の状況。冷凍だから安くなるのかなぁ。

 OptigrillというTfalのグリルを使って調理した所、パッサパサになってしまいました。匂いもちょっと土臭くてイマイチ。本当に天然鮭なのかなぁ。天然鮭なんて食べたことないから良く分からないけど。

 

  フライパンでもっとオイルを使って焼いたらもっと美味しいのかな、今度やってみたいと思います。

モグモグ期後半 離乳食作りに準備して良かったもの その2

 先日、子供と公園に行ったら、お孫さんを連れたOma(おばあさん)に話しかけられました。何故か息子の星座を聞かれたり、良く分からないなぁと思っていたら突然、自分は82歳であると言い始めました。もうコロナウィルスの予防接種を受けたか聞いてみましたが、案内は来たがまだ受けずに様子を見ているとのこと。こう言う方、多いのではないかと思います。確かに日々情報が変わるし、100%安全かと言われると分かりませんが、私だったら案内が来たらすぐさま受けるのになぁと思いました。今のところ、それ以外に前進できる方法は無いと思うからです。

 さて、モグモグ期の離乳食に重宝している物をもう少し紹介したいと思います。

⑤お肉のペースト

 市販の瓶詰の離乳食に鶏肉や牛肉をペースト状にした物があり、これ大変便利です。通常であればお肉を茹でて潰したり何だりしないと赤ちゃんに食べされられないのだと思いますが、このペーストがあれば、別途作った野菜のみの離乳食に混ぜるだけで食べされる事ができます。全てを一日で食べさせられないので開封した日のうちに小分けにして冷凍して一週間以内に食べさせるようにしています。息子も特に下痢をする事も無く順調に食べています。味は確かにお肉の味がしてちょっとLeberwurstみたいな舌触りです。

www.dm.de

www.dm.de⑥豆乳ヨーグルト

 息子にヨーグルトを食べさせたところ、アレルギーがあるっぽかったので試しに豆乳ヨーグルトを食べさせてみました。酸味が強かったのでどうかなぁと思っていたのですが、リンゴペースト(Apfelmark)と混ぜて食べさせたら大好評!それから毎日の様にタンパク質源として食べさせています。硬さは絹ごし豆腐よりちょっと柔らかい位で、ほぼお豆腐感覚で食べさせています。ドイツでは絹ごし豆腐が一丁2ユーロ位するので、お豆腐代わりに食べさせる事のできる物があるなんて大発見です。3年前娘の離乳食の時に発見できていたらもっと良かったのに…!ちなみに大人が食べても残念ながら、お豆腐代わりには多分なりません。豆乳を固めた様な味で酸味が強いし、硬さも絹ごしよりも柔らかいです。おぼろ豆腐の触感に近いと思います。

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以上、離乳食作りに助かっている物の紹介でした。

モグモグ期後半 離乳食作りに準備して良かったもの

 娘の離乳食の段階が中期のモグモグ期後半に移行し、茹で野菜のみじん切りがやちょっと粘りや硬さのある食事が必要になって来ました。そこで、準備しててよかった離乳食作りの道具や食材を紹介したいと思います。

①Fissler Finecut

 日本にあるぶんぶんチョッパーと同じ仕組みの食材をみじん切りにする道具です。これ、10回位ぶんぶんすると粗みじん切りになり、モグモグ期後半に食べさせるのに丁度よい大きさになります。まず野菜をゴロゴロの大きさに切って蒸して、10回ブンブンして、他のモグモグ期前半位のとろみのある食材に混ぜて食べさせています。先日、ブロッコリを蒸してブンブンして食べさせましたが、息子、間食してくれました。

 30回位ブンブンするとかなり細かいみじん切りになり、ネギ塩だれを作る時等、重宝しています。ネギ塩だれ、魚のフライや空揚げや鶏の照り焼きにかけたり、美味しいです。

cookpad.com

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 ②インスタントポット

 インスタントポット、昨年の秋頃購入してからほぼ毎日使ってます。蒸し野菜や茹で卵、パスタを茹でてみたり、本当に毎日。

 息子の離乳食が始まって、ゴックン期は野菜をゴロゴロに切って茹でてブレンダーにかけたり、蒸野菜を①で紹介したFisslerのFinecutで10回ぶんぶんしてちょっとつぶつぶのある食材にしてみたり。めっちゃ良いです。

 

 ③WMFジューサー

 このジューサー、何年か前にスムージーを飲もうと購入してあまり使ってなかったのですが、離乳食に大活躍。インスタントポットで茹でた野菜や10倍粥をジューサーに掛けてトロッとした離乳食が出来上がります。硬すぎたら茹で汁を加えてまたジューサーに掛けて食材を柔らかくする事も出来、離乳食づくりにほぼ毎日使っています。

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④Hafer FlockenやReis Flocken

 穀物を赤ちゃん用に砕いた粉末用の離乳食です。最初はお米を炊いてお粥を作っていましたが、最近は専らこのFlockenを使っています。とーっても便利。特にモグモグ期に入ってから食材に少し粘りや硬さを加える必要があり、このFlockenを使って簡単に粘りや硬さを調節する事ができます。茹でた野菜をジューサーにかけて柔らかくした離乳食にこのFlockenを加えると、水を吸い、粘りと言うか硬さが出ます。もったりし過ぎた時はお湯を加えて柔らかくする事が出来ます。

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 以上、最近の離乳食づくりに欠かせない道具や食材の紹介でした。 

ドイツ人 マヨルカでバカンス

 ドイツの4月中旬までのロックダウン延長が決定したそうです。ロックダウンも厳格化されるそうで、これまで2世帯5人まで集まっても良かったのに、他世帯訪問は禁止になるとのこと。イースター休暇で遠方の家族が集まる事を懸念しての対策かと思います。来週金曜日から日曜日にかけてはイースター休暇だったのですが、木曜日を新たに祝日にして商店を木、金曜日休みにして通常通り土曜日に再開するという方針の様です。(←この政策は良く分かりません。どんな意味があるのでしょうか)。但し、各州が最終的にはロックダウンをどこまで厳格化するかを決定するので、州によっては2世帯5人までのルールを継続する州も出てくるようです。

 先週まで、新規感染者が増加してもロックダウン厳格化は検討されていない雰囲気でしたが、やはりここに来てロックダウン厳格化が決定。やっぱりね、と言った感想です。逆に対策無しの状態の方がマズいですよね。

 今年はドイツでは国会議員の総選挙が開催されるので、国民の反感を買わない様に政策に気を配っているのが分かります。イースター休暇はキリスト教系の祝日なので、メルケル首相率いるキリスト教系のCDUとしては、通常は遠方の家族も集まるイースター休暇に他世帯訪問禁止を強く主張する事が難しいのかなと思います。

 そんな最中、スペインのマヨルカ諸島にバカンスに出掛けるドイツ人もかなり居る様です。スペイン人に対してはロックダウンでマヨルカ諸島へのバカンスは禁止なのに、何故ドイツ人(外国人?)は許されるているのか、本当に変。マヨルカ諸島は観光産業が盛んなので、太客のドイツ人に来て貰わなきゃ困る、という背景はあるかと思います。スペイン人からは不満が出ているのではないかなと思います。

 というか、こんな時期にスペインのマヨルカに飛行機に乗ってバカンスに出掛けるドイツ人の気が知れません。レストランやバーも夜は営業してないし、こんな閑散としたマヨルカに出掛けて、逆に寂しい感じになってしまわないのかな。コロナウィルスに感染したりバラまいてしまう可能性もあるのに。

娘、スケート教室に参加 その2

 スケート教室に関する記事の続きです。

urara1126.hatenablog.com

  Omaに促されて家に入ってみると、やはり普通の古い民家でした。地下に一緒に付いて来る様に言われ、ゲームのRPGみたいだなぁと思いながらも入ってみると地下の奥の方の部屋がスケート靴だらけの部屋になっていました。

 そこでOmaが娘を呼んでスケート靴を見繕って試着させてくれいました。普通の靴は26~27センチ位の靴を履いているのですが、スケート靴は24か24.5センチ位ではないかとのこと。普通の靴は歩くのに靴の中で足が動くが、スケート靴は固定されており靴の中で足が殆ど前後しないので通常の靴よりも靴のサイズが小さくなるとのこと。そんな試着の中、娘は年配の方が珍しいのか至近距離でガン見していました。笑える。めっちゃOmaの顔を凝視してました。

 スケート靴が氷に接するエッジの部分を削る必要があるから、出来たら電話するからと言われ先に契約書に記入して料金を払いました。数日後、電話が来てスケート靴を引き取りに行き、よし、来週スケート教室を見学しに行こう!と思った矢先、何とコロナウィルスのロックダウンが決定し、スケート教室も閉講となっていまいました…残念。

 契約では今年の3月末までスケート靴を借りて良いことになっていたので、様子見でとりあえず3月中旬まで待ってみる事にしました。しかしやっぱりロックダウンは明けず、スケート靴を一度も履かぬまま3月になってしまいました。

 仕方がない返却しようとOmaに電話した所、何故か18時以降だったら家に居るからその時間以降に家に返却しに来てとの事。毎日18時以降?と聞いてみても、そうだ、とのこと。18時何て子供にご飯食べさせたりお風呂に入れたり、一刻も早く寝かせるために忙しい時間なんですけどー!でも仕方が無いので来週、18時頃に返却しに行って来ます。一度も履いていないスケート靴の代金やメンテナンス費を払って、自宅から20分かけてまた返却に行くなんて、無駄なお金と時間を使ってしまった…。でもドイツ語で頑張ったし、RPGみたいで面白かった。

MT車に乗ってみた

 週末、義実家を訪問したので、ついでにMT車の練習をして来ました。義両親の自家用車はMT車なので。 MT車とAT車の価格を比較すると2000~4000ユーロ位AT車の方が高いみたいです。それ程の金額差があるならMT車にしてもっとオプションの付いてる中古車買った方が良いかなと思っています。でもドイツの中古車って車によっては日本の中古車よりも滅茶苦茶な乗り方されてる気がするので新車も考えましたが(ドイツは色んな国の色んな人が居るので)、でも中古車の方がやっぱり安いしなぁ。新古車みたいな車を探そうと思っています。

 MT車なんて10年以上前に教習時と実家の軽トラに数回乗った位で不安。事前にYoutubeで復習して挑みました。半クラッチとか初めは忘れていましたが、乗ってみると意外にイケる。頭でも覚えているけど、体がなんとなく覚えている、みたいな。あぁそうだったっけ、と乗って徐々に思い出す不思議な感覚。自転車や水泳と同じ感じでしょうか。勿論、AT車に比べて、気は抜けないしハラハラするけど何とかなるかな、と言った感じです。渡独して数年経ちますが、基本的に日本で出来た事はドイツでもやってみれば何とかなるかなと思うことが多いです。

 ほんと、何でドイツはMT車がまだまだ主流なんだろう。AT車の方が絶対運転しやすいのに。