ドイツの車事情

　先日、愛車が動かなくなって売ってから、夫の会社の車に乗る様になりました。大型のSUVで車体がかなり大きいのですが、パークアシストがあって駐車しやすく、センサーやカメラが付いているのでとても運転しやすいです。以前乗っていたコンパクトカーより駐車しやすいのではないかと思う程。

　10年位前、日本で働いていた時、社有車にカメラが付いており、後ろを見なくてもカメラの映像で車の後ろを確認する事が出来、便利だなぁと思っていました。渡独して、ドイツの車にはセンサーが付いていて対象物に近づくとピーッとアラームが鳴る機能はあるけど、車の後ろにカメラが付いている車はまだそんなに出回っていないと感じていました。それが最近、少しずつカメラ付きの車が普及し始めている様です。

　ドイツでは電気自動車を普及させる為に電気自動車を新車で購入すると政府から補助金が出るキャンペーンを行っています。対して日本は、水素自動車を普及させる為にインフラを整備し始めたと言うニュースを読みました。ハイブリッド車についても日本では10年前は徐々に浸透し始めていましたが、ドイツでは当時はディーゼル車、ガソリン車がまだ主流であり、ハイブリッドや電気自動車が浸透し始めたのはついこの数年だと思います。ディーゼル車の排気に含まれる有害物質が改ざんされて問題となり、ディーゼル車に対する信用が無くなったという背景はあると思いますが。

　専門家ではないので分かりませんが、日本の方が新たなテクノロジーを採用した車の普及率が高いと思います。ドイツはまだまだマニュアル車が主流だし。ドイツではマニュアル車はまだまだ高価です。中古もあんまり無いし。立派な自動車会社がたくさんあるのにオートマが普及してないのは本当に謎です。