ドイツ生活 色々

ドイツ在住、Mimose(文句たれ)の日記です。2児の母で夫はドイツ人です。ドイツ語で毎日奮闘中。

楽しみがいっぱい

 先日、夫の叔母さんが娘にクッキーを焼いて送ってくれました。可愛いサンタクロース型の缶に入れて送ってくれました。娘は毎日、今日はクッキー来るかな?と楽しみにしていました。届いた日には、速攻で缶を開けてパクリ。美味しそうにピョンピョンしながら食べていました。すぐに夫の叔母さんにお礼の連絡をしたところ、また焼いてあげるよー!とのこと。ドイツではクリスマス前に自宅で大量にクッキーを焼いて家族で食べる習慣がある様です。

 こう言う時期に確かに手作りクッキーを送って来るって言うのは衛生面では問題があるのかもしれませんが、私たちはこう言う気遣いが単純に嬉しかったです。車で2時間位のところに夫の叔母さんは住んでいるし、たまにしか会えないし、今はコロナウイルス対策として色々な制限がかかっている時期。そんな時期に娘の事を思いやってクッキーを送ってくれたことがとても嬉しかったです。私も娘がいない時にこっそり食べています。砂糖控えめで素朴な味がしてとても美味しい。

 ドイツ人は日本人よりも比較的、焼き菓子を作る人が多いのではないかと思います。焼き菓子って細々とした道具、材料、オーブンも必要だし、私は日本に住んできた時はほとんどクッキーやケーキを焼いたことがありませんでした。でもドイツに住み始めて何となく必要に迫られて焼くようになりました。だってドイツってケーキ屋さんは街中にしかないし、パン屋さんのケーキは濃厚なのが多いし、味の割に値段が高いと思いますもん。最近は、焼き菓子作る気力もなく冷凍ケーキ一本ですが。楽ちん。日本のフワフワのケーキが食べたいな…。

 娘は次は夫の実家にOpaとOmaに会いに行く事を楽しみにしている様です。次々とこんなに楽しみが待ってるって子供って楽しみ上手だと思います。ちょっとした事でも楽しみだと思ってワクワクするって大人になってからあまり無かった様に思います。こう言う事は娘を見習った方が良いなと思います。

 今日の息子はなかなか上機嫌。歯ぐずりも大分収まったかな?収まってくれるといいなー。

 ドイツでクリスマス前にクッキーを焼いた時は蓋つきの大きな缶に入れて保存する家庭が多いようです。クリスマス前になると蓋つきのどでかい四角い缶(空っぽの缶のみ販売)もお店で見かける様になります。今年は叔母さんがサンタの形をした可愛い缶にクッキーを入れて送ってくれて何か一気にクリスマスムードが出て来ました。こう言うクリスマスの雰囲気作りがさり気なくできるって素敵ですよね。娘も喜んでました。