ドイツ生活 色々

ドイツ在住、Mimose(文句たれ)の日記です。2児の母で夫はドイツ人です。ドイツ語で毎日奮闘中。

培養肉について

 今日、初めて培養肉と言う物が存在していることを知りました。培養肉とは、動物の可食部の細胞を組織培養して作られる肉の事らしいです。利点は、動物を屠殺する必要がなくなり、厳密な衛生管理ができ、食用動物を飼育するよりも地球環境への負荷が軽くなるということの様です。

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 これ確かに森林伐採を防ぐことができるし、地球環境への負荷はかなり軽くなるという点は素晴らしいと思います。深刻化している肉牛を飼育するためのアマゾンの伐採を止めることも出来るし、人間が地球上で住み続けるというサステナビリティの観点から考えると素晴らしい発明・研究だと思います。

 人間の贅沢な食事の為に必要以上の家畜の屠殺も防ぐことができますし。この食用の為の家畜の保護というのは非常に難しいテーマであると思います。物の様に飼育され屠殺される家畜たち、それを知っていながら嗜好品として肉を食す事をやめることができない人間たち。家畜の飼育環境の向上を目指すと勿論、価格は跳ね上がります。私もベジタリアンでは無いですし、毎日肉や魚を食べます。美味しいですから。なので価格が高騰するとやはり困ります。

 興味本位で培養肉を食べてみたいですが、継続的に食べるならドイツや日本の品質管理に厳しそうな国で作られた培養肉が安心な気がします。ただの偏見かもしれませんが。もし培養肉が市場に出回るようになったら、今食べられる農家で飼育されて出荷されるお肉は高級品になってしまうんでしょうか。

 さて、今日は11月の家計簿の締めをする日です。面倒くさいけど頑張ろう。